昨今SDGsという言葉を、日常的に見たり聞いたりすることが多くなってきましたね。
SDGsバッジを襟に付け、名刺にマークを印字したりとSDGsに取り組んでいることをPRする社会人の方も目にします。

そして今、見せかけだけのSDGs取り組みを揶揄する言葉として「SDGsウォッシュ」という言葉も誕生しています。

この言葉は、英語で「ごまかし」「粉飾」を表す「ホワイトウォッシュ」と「SDGs」を組み合わせた造語で「グリーンウォッシュ」という言葉が由来であると言われています。

グリーンウォッシュとは、1980年代、広告などで環境に配慮をしている会社だと思い込ませることを指す言葉です。

SDGsとは、周知の通り、環境・貧困・教育・ジェンダーなども含め、17項目を対象としています。そのため、各企業、いままで既存に行っていた事業の何らかに当てはまるのでしょう。

そして、SDGsが流行りだし徐々に身近になるとともに、「自社でも取り組んでいます!!」と宣伝がしやすくなります。つまり、既存事業活動に+αの活動をしていなくても「SDGsです!!」と付け加えることでSDGs効果がプラスされ見栄えが良くなるといった感じでしょうか。

それではこのSDGsウォッシュとはどのような行動を指しているのか
・SDGsのロゴだけを掲げ、取り組みや実績がない
・SDGsの狙いを知らずに自社に都合の良いつまみ食い的なことをしている
などが当てはまるようです。

このウォッシュ的活動は今に始まったことでなく、いろいろな分野でずっと繰り返されてきたことでしょう。しかし、今回のウォッシュにはSDGsという国際的な良い取り組みがあるので「あれ?それはSDGsウォッシュなのでは?」と指摘しにくい状況でもあると思います。

当社では、特に胸を張れる活動をしていないのでSDGsを特段掲げてはおりませんが、もしSDGsに取り組む際は、活動を続け実績を世に知らしめながら事業を続け後ろ指刺されないように気を付けていきたいです!!
SDGsについてはコチラ⇓
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html