「電力需給ひっ迫(ひっぱく)警報」が、21日に出されました。耳慣れない言葉に思わずクエスチョンマークが浮かんでしまいます。

この電力需給ひっ迫警報、一体どういう内容なのか調べてみました。
資源エネルギー庁によると、急激な気温変化や大型発電所の計画外停止等により、電力需給がひっ迫する可能性がある場合に出されるものです。
2012年にこの制度が作られて以来発令されるのは初とのこと。

発令に至った理由としては、先日の福島沖地震で火力発電所が停止し、復旧の見通しがついていないこと。また、季節外れの寒さにより暖房の需要が高まっていることの二点とされています。

実際、昨日は町の中でも店内の光量が抑えられていたり、看板の電気が消されていたりと企業の節電がみられました。
個人レベルでも、暖房の設定温度を20度にしたり、不要な照明や電気機器はこまめにオフにするなど気を付けていきたいと思います。

現在、東北電力管内は警報が解除されてはおりますが、今後の発表にも注意していきましょう。