東大社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所の調べにより、小中高校生の学習意欲が低下しているとの調査結果が発表されました。
「勉強しようという気持ちがわかない」との項目に「当てはまる」とした回答が過去最高となったとのことです。
この結果は、「コロナ渦で友人との接触が制限され、給食も黙食を求められることにより学校生活の楽しさが低減し、勉強に対する意欲もつられて低下したのではないか」と分析されています。

確かに学生生活での思い出を振り返ると、授業そのものより友人との何気ない日々、部活、遠足や課外学習なとのイベントを真っ先に思い浮かべてしまいます。それらが制限されているとなると、学習意欲がわかないのも頷けます。

そもそも、コロナ禍ではない学生時代を過ごした我々でも「学生時代に学習意欲はあったか?」と尋ねられて自信満々に首を縦に触れる人は限られるのではないでしょうか。少なくとも筆者は一瞬言葉に詰まってしまいます。

特殊な状況下に置かれた学生生活、少しでもよりよいものにするためには工夫が求められるということですね。