アンコンシャスバイアスという言葉をご存知でしょうか。この言葉は、「unconscious bias」と書くようで無意識にきっとこうなのだろうと思うことのようです。

例えばこのような事例があります。
・お酒が有名な出身地を聞くと、この人はお酒が好きな人なのだろうと思う。
・親が単身赴任中と聞くと、父親のことだと思う。
などです。

最近の話で、私も1つございます。学生さんがアパートの契約をしに来られた際、保険証を確認したのですが、扶養者が母親になっているのに気が付き「父親ではないのか?」と思ったことがあります。なぜならば、その学生さんには父親がおり、私はその方と知り合いだったからです。しかし、10家族あればその10家族すべて異なりますので、このご家族はこのようにしているのだなと自身を納得させました。

私も年を重ねていくとともに、いろいろな方とお会いして日々自身アップデートをしているつもりですが、上記のような事は無意識であるがゆえに完全になくすことは難しいです。

「アンコンシャスバイアス」

現在は様々な言葉ありますが、今回も面白い言葉に出会いました。意識してモノの見方や考え方を変えることで新しい第一歩が踏み出せるかもしれませんね。勉強になります。

【参考:月刊不動産流通2023年1月号】