低体温症、という症状をご存じでしょうか。
低体温症とは、体温が35度以下になることを言います。体温が著しく下がることにより、臓器の働きが低下し、命にもかかわることがあります。特に乳幼児や高齢者は寒さへの抵抗力が低く、低体温症になるリスクが高いと考えられています。

最近では電気代の値上げや石油の高騰もあり、節約として暖房費を抑えようとしている方もいらっしゃると思います。しかし、室内であっても気温が低ければ低体温症のリスクは存在します。

予防として、運動や入浴で体温を上げる、暖かい衣類を着込む、食事をきちんと摂る、室温調整などが挙げられます。
夏場の熱中症は有名ですが、冬場の低体温症は、熱中症に比べて危機感が低く持たれているのではないでしょうか。寒いのには慣れているからと油断せず、健康に冬を過ごしていきましょう。

参考 https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/health-care/31345