昨今ではSNSが普及し、生活の一部となっています。災害時には連絡手段としてライフラインの一種のように使用しているケースもあります。

そんな中、虚偽投稿には注意が必要です。特に災害時は情報が錯綜し、何が本当で何が嘘かを見分けなければいけません。今回の能登地震では「生き埋めになっている、助けて欲しい」というSNS投稿があり、救助隊が駆け付けたところそんな被害はない、また投稿もしていないと住民が証言したケースがあったとのことです。
最近はX(元Twitter)でインプレッション稼ぎをする人も少なくありません。収益を稼ぐために、不特定多数に注目されるような過激な投稿をする方も増えてきている印象です。
災害時に不安を煽ったり、救助の妨げになるような投稿はあってはならないことですが、情報を受け取る側も全てを鵜吞みにせず、きちんと精査していくことが必要です。

最近ではディープフェイクも増えており、AIや音声加工を駆使してまるで本物のような動画を作り上げることも可能です。よって、動画や写真についても真偽を確かめる必要があることも忘れてはいけません。

便利な世の中になりましたが、その分巧妙な嘘をつくことも簡単になっています。きちんと情報を精査して、正しくSNSやインターネットと付き合っていきたいですね。

参考 秋田魁新報 2024/2/9
ドコモビジネス https://www.ntt.com/bizon/deepfake.html