米国では不動産業従事者の地位が高いらしいです。
人を救う職業というと、医師や弁護士、警察官、消防士のようなイメージがありますが、米国では不動産業従事者も人を救う職業の1つとして挙げられるようです。

不動産取引においては法知識はもちろん、税や保険の知識なども幅広く必要とされます。購入希望者がこれらの知識をある程度身につけたうえでご相談しにくることは稀で、ほとんどのケースは不動産業者がいろいろと説明をしたうえで、ご納得していただき契約・決済・引渡しに至ります。

おそらく、一生のうちに家を購入することは、多くても1.2回程度かと思います。高い買い物ですので、誰もが出来るだけ失敗をしたくありません。そのような失敗を防ぐためにサポートする仕事という意味では、不動産業は人を救う仕事という枠組みに入るのかもしれませんね。

参考:月刊不動産流通2024年6月号