四月になり、新年度を迎えました。部署移動があったり、初めて部下を持つことになった方もいらっしゃるかと思います。
そこで問題になるのは「注意の仕方」です。改善点はしっかりと伝えるべきなのですが、言い方によっては相手のモチベーションを下げることにもつながりますし、最悪の場合はパワハラとして受け取られてしまう可能性だってあります。

そこで気を付けたいのが、改善点だけを伝えるのではなく、相手のことを認める会話から入ることです。また、なるべくポジティブな言葉で内容を伝えることも挙げられます。
例えばですが、「そのやり方じゃ効率が悪い。このやり方に変えてくれ」だとなんだか怒られているように感じます。しかしながら「〇〇さんはとても頑張っている。しかし効率を上げるためにこのやり方でチャレンジしてほしい」だと、認められているように感じます。

同じ内容でも受け止められ方はかなり変わってくるので、言葉とは不思議なものだと思います。相手のモチベーションをうまく高めて、お互いに切磋琢磨できる関係を作っていきたいですね。

参考 不動産流通 No516